二〇一八年七月六日
翌日が新暦七夕だったのでよく覚えている。織姫と彦星が天の川を越えて会う日なのに全国で川が溢れていた。ただあの日を境に水に流されるように事件は風化していく。そんな事が起きたのさえ信じない世代もいる。そんな事を思い出した夏の日、陽炎の向こうによく知る顔が立っていた。
https://twitter.com/sncomet/status/1015197547252445185
──フォロワーの以下のツイートに応えて
「あれは雨が激しい、平成最後の夏のある日だった
20数年前に日本を震撼させたテロ首謀者の死刑が執行されたんだ
ここから始まる物語を140字以内で述べよ」
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