二〇一六年七月一二日

プラットホームを飛び出した飛行機はけたたましい音を立てて目の前で翼が折れ、まるで羽虫のように琵琶湖に叩きつけられてしまった。去年と同じ光景だった。飛ばしてみせるとここで決意したんだ。でも、変えられなかった。拳を握り締め、来年こそと再び誓う。来年こそ、と。


https://twitter.com/sncomet/status/752829334533005312

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る