概要
愛の冷めた男と、愛に狂う男と。
数年間付き合った恋人にもはや愛情を抱けないとわかったとき、俺は別れ話を打診した。何が悪いということもなく、ただ満ちた潮が引くように俺の中でゆるやかな終焉を迎えただけだったけれど、恋人は嫌だと反対して聞く耳を持たなかった。
けれどようやく、とある条件と交換に交際の終了を認めた。それは最後にデートをすること。
俺は乗りなれたあいつの車に乗って、さびれた港に向かった。
***
Twitter@ioroi様の言葉パレットからフォロワーさんにリクエストしていただき「海」「情交」「記憶」というテーマで短編を書きました。
「最後にこのラオウの横におればよい!」みたいなカップルが大好物です。北斗の拳読んだことなくて申し訳ないんですけど……。
普段いる二次創作畑ではあまり別れ話を書かないため、そっちの方面
けれどようやく、とある条件と交換に交際の終了を認めた。それは最後にデートをすること。
俺は乗りなれたあいつの車に乗って、さびれた港に向かった。
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Twitter@ioroi様の言葉パレットからフォロワーさんにリクエストしていただき「海」「情交」「記憶」というテーマで短編を書きました。
「最後にこのラオウの横におればよい!」みたいなカップルが大好物です。北斗の拳読んだことなくて申し訳ないんですけど……。
普段いる二次創作畑ではあまり別れ話を書かないため、そっちの方面
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