この夏が過ぎれば

作者 笛吹ヒサコ

あなたの大切なものはなんですか? すれ違ってはいませんか?

  • ★★★ Excellent!!!

ある日主人公が家に帰ると、ずぶ濡れの親類の女の子がいて──

という導入で始まる疑似家族的なお話です。

大人である主人公は、自分を頼ってきた少女以上に深い悩みを抱えていて、読者はこちらにも共感することになるでしょう。
主人公の悩みが悩みなので、少しだけ不穏な影がちらつきますが、全体的に優しい雰囲気の小説です。

登場人物たちがみな、血が通っているように感じて、読んでいるとどんどん引き込まれていくと思います。

完結が楽しみな作品です。

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