独特の世界観で紡がれる似た者同士な二人の旅路

死の念を読み取る存在、遺志残し。
主人公はそんな遺志残しの一人でしたが、遺志残しが稀に罹るとされる『告死病』と宣告されます。
主人公は死に損ないの騎士と共に最後の旅に出るが……?


綺麗な文章で描かれる独特な世界観に圧倒されます。
死に関連した題材で、これだけ綺麗に書けるとは驚きです。宗教の描写もしっかりしていて、思わず見入ってしまいました。

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