王様は、優しく微笑む。

つらいことや苦しいことは忘れて、
無垢なものは、無垢なままに。
王様の願うことは、ただひとつ。
***
透明感のある文章によって、
闇は一層深く、夜は一層暗く、
そのなかで蝋燭に照らされた緋色は、
鮮やかに輝きます。
こんなにも色彩を感じさせる物語を、
僕は他に知りません。



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緋色の王様

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