文章が論理的に感じるし、わかりやすいと思いました。

かなり読んでいて納得できるものでした。
それでも、歴史上では、文化というものは、例えば中国の唐代における漢詩などのように、栄える時期もあれば、衰えて衰退していくこともあるように、文化のジャンルは、その流れに逆らえないものだと感じています。
あの時という時間における物事の要素は、いくらかの要素の一部を再現することはできたとしても、すべてを再現することができないように。
つまり、なろう系もまた、時代や社会というものの影響を受けているのだということがわかりますし、またその流れの中の一つなのでしょう。
時代は変われど、すべてが変わるわけではなく、一部が変わっていって、その時代の中で長く生き続けるもの(決して、その要素が不老不死のようになくなるということは絶対ないように)をただ、繰り返しているだと感じました。
そして、ライトノベルにおけるジャンルをつくるのが、数字一辺倒というわけではなく、感性の重要性の存在があることも理解できました。
いい内容でした。ありがとうございます。

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