かなり読んでいて納得できるものでした。
それでも、歴史上では、文化というものは、例えば中国の唐代における漢詩などのように、栄える時期もあれば、衰えて衰退していくこともあるように、文化のジャンルは、その流れに逆らえないものだと感じています。
あの時という時間における物事の要素は、いくらかの要素の一部を再現することはできたとしても、すべてを再現することができないように。
つまり、なろう系もまた、時代や社会というものの影響を受けているのだということがわかりますし、またその流れの中の一つなのでしょう。
時代は変われど、すべてが変わるわけではなく、一部が変わっていって、その時代の中で長く生き続けるもの(決して、その要素が不老不死のようになくなるということは絶対ないように)をただ、繰り返しているだと感じました。
そして、ライトノベルにおけるジャンルをつくるのが、数字一辺倒というわけではなく、感性の重要性の存在があることも理解できました。
いい内容でした。ありがとうございます。
スペースファンタジー(SF)の1作品であるガンダムは、1ジャンルになるほど大人気を得ていますが。軍オタや宇宙マニアには絶大な不評を得ています
なろう系も大人気を得ていて、毎月のようにアニメ化していますが、50年代や70年代のファンタジー好きの人からは不良品もいいところ
恋愛モノ、歴史モノ、戦闘モノもみんなそう。
ありとあらゆる物語は、最初は硬派モノしかなくて、しっかりした作りだった。だけど好物が全くないから、全く売れない。作りがいいだけの売れ残り品
売れるモノは『フェチズムや願望』たる『作者の大好物』の上に物語をのせて、また『作者の大好物』をのせるものだから物語が下手クソなのは、偶然ではなく必然、で、売れるのも偶然ではなく、必然
『ダークエルフが出てくる以上、ダークスキン(茶褐色)の人は一切出てこない』っていうのがその最たる例
大好物を出してしまったモノだから、日焼けはしない、インド人もアフリカ人も出てこない
いい物語を作ろうとすると、必然的に『なろう系』から外れてしまい
売れる物語を作ろうとすると、『なろう系』にしたほうが安定して売れる
っていう、水と油、状態ですから、仕方がないですよ
今の読み物がレベルの低い全体的に通用しない内容ばかりの物が世間に放り出される現状はよろしくありません。
そのサイトの場所だけでは受けても実際に世に放ったらあまりの出来の酷さに不評され続けるというのは、Go!サインを出したPの様な人の考えない選び方が原因とは良く分かります。
数字だけでの評価はもう頼らない方が良いのは事実です。昨今の酷評がそれを物語ってます。今し方、作品の見方を見直していった方が良いのは事実ですね。いつまでも優れたその人がGo!サイン役をする訳じゃなく見る目の無い酷い人へと代替わりするのですから
ここ最近、ずっと悩んでいることがありました。自分の書きたい作品はいわゆる「なろう系」とはかけ離れた作品です。ですが、Web小説界隈では「なろう系」とそれ以外でPVの獲得しやすさに大きな違いがあるような気がしていました。
読者の獲得のためには、「なろう系」にしなければならないのか?
そんな疑問の答えを出す助けになったのがこの作品です。この作品は「なろう系はこうだからけしからん!」というわけでも「なろう系はだからいいんだ!」というわけでもなく、非常に客観的で冷静な視点から作者様の意見を述べられています。
「なろう系」とはなにか。という基本的な確認から始まり、段階を踏んで丁寧に分析されていくので分かりやすく、非常に参考になりました。最後の作者様のご意見も、非常に頷けるものでした。
「なろう系」について少しでも悩んだり考えたことのある方は、ぜひ一度読んでみてほしい作品です。