概要
笑って泣いた青春は友と魔法と使い魔と。
「あれ? ユリちゃん、いつの間にクスリ盛ったの?」
「さっきぃ、この子が飲んだジュースに入れてたんですぅ」
なに平然と犯罪行為してんだこいつ!
高若晴人は心の中で叫んだ。
魔法による技術が発展し、使い魔の力を競い合う世界。
この春から大学生の晴人はあまりにも強大過ぎる力ゆえに、使い魔の正体と本来の力を隠していた。
何しろ彼には力を抑えてなお、対象の拘束と自身の転移という能力があったからだ。
今だってその能力で怪しげなサークルの部長たちをカッコよく捕まえるつもりだったのに。
気が付くとカチャカチャと音がした。
慌てて見ると、誰かが僕のベルトを外しにかかっている。
「ひ、ひゃめぇろぉ……」
舌も痺れて上手く声が出ない。
まずい、このままだと本当にまずい。
「さっきぃ、この子が飲んだジュースに入れてたんですぅ」
なに平然と犯罪行為してんだこいつ!
高若晴人は心の中で叫んだ。
魔法による技術が発展し、使い魔の力を競い合う世界。
この春から大学生の晴人はあまりにも強大過ぎる力ゆえに、使い魔の正体と本来の力を隠していた。
何しろ彼には力を抑えてなお、対象の拘束と自身の転移という能力があったからだ。
今だってその能力で怪しげなサークルの部長たちをカッコよく捕まえるつもりだったのに。
気が付くとカチャカチャと音がした。
慌てて見ると、誰かが僕のベルトを外しにかかっている。
「ひ、ひゃめぇろぉ……」
舌も痺れて上手く声が出ない。
まずい、このままだと本当にまずい。
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