概要
砂と緑の大陸巡る、青年と少女の長き旅の物語。
彼は未来を失った。それでも、約束を果たすためと旅に出た。
彼女は未来を掴みたかった。ゆえに、通過儀礼にすべてを賭けた。
ロクサーナ聖教の総本山、シャラクを目指す旅人イゼットは、その途上で異民族の子ども、ルーと出会う。成り行きから彼女の「大人になるための修行」にイゼットが同行することとなり、二人旅が始まった。
過去と向き合い、傷つき、もがき、手を取り合う。
長き旅の中で二人は――歴史に埋もれ、忘れ去られた伝説を知る。それは、聖教と世界の根幹に深く関わるものだった。
これは、二人が伝説を知り、己の道を定めるまでの旅路の記録。
そして――のちに伝説として語られる物語。
※中東風ファンタジーシリーズ第三作目。『マーレファ奇譚』『夜明けに捧ぐ鎮魂歌』の続編です。両作品が未読でもお楽しみいただけ
彼女は未来を掴みたかった。ゆえに、通過儀礼にすべてを賭けた。
ロクサーナ聖教の総本山、シャラクを目指す旅人イゼットは、その途上で異民族の子ども、ルーと出会う。成り行きから彼女の「大人になるための修行」にイゼットが同行することとなり、二人旅が始まった。
過去と向き合い、傷つき、もがき、手を取り合う。
長き旅の中で二人は――歴史に埋もれ、忘れ去られた伝説を知る。それは、聖教と世界の根幹に深く関わるものだった。
これは、二人が伝説を知り、己の道を定めるまでの旅路の記録。
そして――のちに伝説として語られる物語。
※中東風ファンタジーシリーズ第三作目。『マーレファ奇譚』『夜明けに捧ぐ鎮魂歌』の続編です。両作品が未読でもお楽しみいただけ