トラブルシューティング

 『傑作!』というより『エクセレント!』と表現したくなる本作、現代社会では次第に旧時代の遺物と化しつつある(ただし立派に役にたつときもある)物品をうまく使って本題への導入を果たしている。やたらに説明の細かい脇役、じれったくなってとにかく前進したがる主人公、優秀過ぎてトラブルに直面したもう一人の主人公。全てがエクセレントだ。