それは「自身」を切り取った

等身大の作者様の近影で在り
時として痛みを伴う句であり
「自身」を客観的に見詰める視点である

融け出す前の生命の揺らめきを拾い上げて魅せる
その妙なる韻律
現代を生きる歌人の心が此処に生きている

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