売り出す為に。
- ★★ Very Good!!
優秀だが決して商売上手とはいえないロボット技師。それを観察した当のロボットの独白だ。
いったい、ロボットにはなにを求めるべきなのだろう。究極には、人間の存在そのものを役割交代するのだろうか。生物学者達は、ウイルスには自前の生殖力がない(生きている細胞にとりつかないと増えられない)から生物ではないという。しかし我々の感覚では一応生物だ。ロボットはどうだろう。もし、ロボットに(コピー以外で)自力で増える要素が生まれるとしたらどんな事柄からなのだろう。
本作には、そのヒントが隠されている。