少し不思議なお話がすき。
文字は残るから。 もしかしたら永遠に。永遠に近いところまで。 人は他者から観測される情報によって成り立っている。死者は碑文や伝記、家系図や遺書といった情報によって存在を認識される。生者であれ…続きを読む
壮大なSFの序章のような短編で、一気に引き込まれました。この世界がどのような終わりを迎えるのかも知りたいですが、この世界がどのようにして終末の引き金を引いてしまったのかも気になります。そして人…続きを読む
紙に書くことの重さをじんわり、じんわりと再確認させられる物語です。主人公の抱く死への恐怖が一行、また一行綴られていくことに濃度を増すのに、どこか穏やかで、死が迫る時間とはかくも静かなるものなのか…続きを読む
カクヨムにいる全クリエイターに読んでほしい、というのが率直な読後感です。自分が、あるいは誰かが死んでしまったとして。命はそこで終わってしまっても、その「存在」が、すぐに世界から完全に消えてしまう…続きを読む
もっと見る