常識が変わったとき

今まで当然の前提として考えられていた物事が変わったとき何が起こるのか。そこにある影響の大きさと不気味さを上手く表現していると思いました。

その一方で、それが現実の問題としては「何も問題は起っていない」「なぜか上手くいっている」としている部分に、もしかすると命題の深刻さを落とし切れていないと感じてしまう人もいるかもしれません。

それでも総合的には、短編の手軽さと命題の雰囲気を備える面白い作品だと思いました。