都で心に傷を受けた男が、古都を目指す。それは妻から逃げたのか、それとも池の女に導かれたのか。怜悧な月の光が幻想的で、とてもうつくしい物語でした。
第7回 角川文庫キャラクター小説大賞 優秀賞・読者賞W受賞 「姫君と侍女は文明開化の夢をみる~明治東京なぞとき譚」(伊勢村朱音名義) 角川文庫より「姫君と侍…
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