五分間ドラマでテレビに流れてもなんらおかしくない秀作。ともすればありきたりになりがちなこの種の恋愛譚が、格調高い青春の刻印になったのは作者の手腕あったればこそ。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ファンとして(※以下、敬称略) 小説・エッセイなら京極夏彦、司馬遼太郎、田中芳樹、澁澤龍彦。 漫画なら荒木…
梅雨時期の紫陽花が咲く、バス停の男女。しとしとと降る雨の中、二人でバスを待つ。しかしそれも今日が最後だった。 少女は相手に近づきたくて、たまらない。 しかし相手の気持ちが分かってしまうのが、怖…続きを読む
明日から離れ離れになるから。秘めてた想いを伝えたい。切なさで胸が張りさけそう。
雨の降るバス停で、明日からは別々の学校に行かなければならない紗英と律。ならばせめて最後に、この想いを伝えよう。こな作者様の書くお話は、毎回心理描写が丁寧に描かれていますけど、今回も例外ではあり…続きを読む
明日から離れ離れになる二人の、別れ際の一コマ。そのたった一コマに、どうしてこれだけ心揺さぶられるのでしょう。文章が物凄く綺麗なんですよ。周りの情景とか、主人公の女の子から見た彼やとか、心の内とか、…続きを読む
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