ポストアポカリプスを地でいくお話。シニカルな文体に込められた言葉のヤスリが無意味な建前を削っていく。愛ごと滅びかけた人類に愛を送り続けるのはほとんど文学的な虚数だろう。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ファンとして(※以下、敬称略) 小説・エッセイなら京極夏彦、司馬遼太郎、田中芳樹、澁澤龍彦。 漫画なら荒木…
なんの音も匂いも感じない世界観が文字に映し出されている。そこで愛について語るロボットと博士の話。
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