主人公が雪道につけていく足跡が、さくっさくっと静かに空気を揺らしてはまた雪に埋もれていく、そんな様子を思い浮かべてしまった。喧嘩の内容はともかく、心身ともに頭が冷えた時には、その足跡が友人へむかって走り出す軌跡を描くのだろう。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ホラー、ファンタジー、現代ドラマ辺りが好きで、短編長編問わず良く読み書きします。 現在、長編ホラー小説『ただの…
最初に読んだときは展開を読み間違えていて、ここで終わるの?って思ったのですが、全体を把握して読み返したら納得いきました。幼い頃の過ちや、現在進行形でもいいですが、何か引っかかりがある人ほど心に入…続きを読む
心が温まる冬の日のファンタジー。絵本のような優しい語り口調で、物語はゆったりと展開します。主人公と一緒に足跡を追っていくと、いつのまにか自分も優しい気持ちにさせられます。
どんなに仲が良くても、喧嘩してしまう事ってありますね。大声で怒鳴って、会いたくないって叫んで、だけどそんな怒りもだんだん弱くなっていく。言い過ぎたかなと思っちゃう。それでも、なかなか素直になれませ…続きを読む
仲良しのあの子とケンカした。ちょっと言い過ぎたかもって思ったけれど、それでも謝ることは出来なくて。そんな時彼女が見つけたのは、雪の上に残った小さな足跡。それを辿っていくと、無くしていた懐かしい…続きを読む
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