このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(460文字)
全編を通じて感じたのは様々な「愛」。 そこには相手を思うがゆえの辛さ、苦しさも伴っています。 冒頭の第一話で示された手紙の一節だけで、読み手は作者の世界へ引き込まれるでしょう。 この手紙は…続きを読む
ミステリーが好きだ。表紙裏に書かれた登場人物から吟味する。犯人は誰だろうと。本格ミステリーは読者への挑戦状だ。犯人に辿り着けるギリギリの情報を開示し、読み解く楽しさを与えてくれる。そして外れても…続きを読む
僕は基本的に物語がシームレスにかつ一定のスピードを保って流れていくのが好きで、書くのも読むのもそういう作品を意図してしまうという自覚があります。そしてそういう作中での時間の流れをどれだけ巧くコント…続きを読む
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