月夜は短い

見知らぬ路地に雰囲気のあるバーと不思議な空気感が漂うマスター、そんな描写に最初から魅了されてしまいます。
主人公の事情が徐々に明らかになっていく場面には、サスペンスのような緊張感がありました。
ラストは、長く尾を引くような切なさに見舞われました。