手が掴んだ希望の言葉

病院に運ばれた当時のことを、作者本人の言葉によって語られるので、感情が一直線に心へ入ってきました。
作者さんが回復して、今現在も生活を続けて、さらに執筆活動を行っているという事は一つの「奇跡」と呼べるのだと思いますが、そう言い切れない何かを感じます。
不意にかけられた看護師さんの一言からの心境の変化に、じんわり胸が温かくなりました。