人が発狂していく様を描いた、正真正銘のホラーです。おばけの話とはまた違った恐怖があります。結局謎は謎のまま終わりました。本人は変わったのか変わってないのか両論あると思いますが、わたしは、最後まで変わらなかったと思いました。読後もぐるぐる考えてしまう、不思議な作品です。
ある人が言った。「レールのような人生」と。確かに、生きるためには数々の不自由が、縛るモノが立ちふさがる。しかし、レールが無ければ電車はあらぬ方向へ走ってしまう。でも、レールがあれば、正しい方…続きを読む
でも、意義は見出せないだろう。それが作者の狙いだと思えてくる。最初は、正体不明の仕事のベールが剥がされるプロセスが骨格か、と思った。どうやら主眼はそこに無いらしい。何とも評価し辛い作品。レビュー…続きを読む
読みやすい!文句なしに怖い!そして、自分にも当てはまることがあってどきっとさせられる。プライドだけが肥大した無職のニートが何もせずに時給三万円の仕事に出会って狂気に取りつかれていく話です。…続きを読む
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