見て、気づいて、触れ合って、そのたび君を好きになる
- ★★ Very Good!!
観察眼に優れ、細かなことになんでも気づいてしまう主人公の渉
少しマイペース気味だが、真面目で必要な仕事はきっちりこなすヒロインの茅子
お調子者で思慮が足りない遠藤や、茅子を狙っているイケメン営業マンの清水など、二人の恋は静かなようだが、それより周りが騒がしい。
眼鏡からコンタクトに変えた時、新しい一面が輝いて見えた。
突っ走りすぎて頬にキスしてしまったら、嫌われたと思って失意に飲まれた。
彼女の秘密を知った時、一般論しか言えないけれども、何かをしなくちゃいけないと、焦燥感にも苛まれた。
君がアイツと出かけた時、倫理感もかなぐり捨てて走った。それほどまでにもう、恋していたのだ。
どこかにありそうな日常。
その中でも目を凝らしてごらん。
あなたがドラマチックを見つけた時、物語はきっと光輝くのですから。