クスリの時間だ、聖女様。そう言って彼は今日も彼女に迫る

やっっべぇ小説見つけちまったと思いました。もちろん良い意味でのやっっべぇです。大好物が詰まったご馳走でした。

 盗賊のトキは、「女神の涙」と呼ばれる宝石を探し求めていました。それがあれば憎い仇に復讐できると、それだけを考えて彼は死んだように生きてきた。
そんな彼の前に突然現れた災厄の魔女と聖女セシリア、そしてセシリアが持つ女神の涙。
魔女は女神の涙をセシリアから奪い、トキには死の呪いをかけてしまいます。

魔女にかけられた呪いを緩和するには光属性の魔力を持つ者の体液が必要……え?体液ですって??
それってどうやって交換するんでしょうね???(すっとぼけ)

 上げて上げて、やっとハッピー展開来たか?と思えば一気にシリアス地獄に突き落として来るから感情高低差ぐわんぐわんのジェットコースターでしたよ。
90万文字の長旅の果てがハッピーエンドになるかバットエンドになるか最後の最後までわからなくて、作者様の上げて上げて落とす作戦に翻弄されまくりでした。
大好物ご馳走幕の内弁当ごちそうさまでした(人 •͈ᴗ•͈)

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