真実への階段を……

急いで家を出ようとする片霧レイナの鼻に一瞬だけ異臭が舞い込む。
それは、決して認めたくなかった真実への糸だった……。

身勝手な父親、それを止められない母親。抵抗できない子供。
内容や程度は違えど、現代社会には国を問わず常在する問題だと思います。

その一例が非常に繊細におどろおどろしく書き上げられていて、完全に引き込まれました。
面白い作品をありがとうございました!