擦り切れゆく蜻蛉は、誰のこと?

思わず一気読みをしてしまいました。身震い、間違いなしです。
初のミステリーらしいですが、どこからこのようなアイデアが浮かんだのか……流石としか言いようがありませんっ!

言葉の魔術師とまで呼ばれた「俺」の言葉遊びをもとに書かれた話となっています。
一話進むごとに、使う文字を「減らして」ゆく。
一文字、一文字、擦り切れながら。
舞っては、飛んでは、消えてゆく……。
最後に、何が残されるかは、読んでからのお楽しみ。

——次、いっぱい封じる。

——。

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素敵なドキドキをありがとうございます。

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