深い余韻

ほんのわずかな字数の短編でここまでの濃厚な心理描写ができるとは素晴らしいの一言です。
恋人との距離感、友達との距離感、いずれも絶妙に描かれていて、そしてラストは余韻だけを残して。
ラストがぜんぶ見えればいいわけじゃない。
人の心のひだをめくることがすべてじゃない。
ただただこの余韻に身をまかせたい。
コーヒー、ごちそうさまでした。

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