目を閉じることは、孤独とは

淡々と紡がれる個々の登場人物たちの物語が
つながっているけれど、つながっていないような
詩的で、曖昧だけど、重大なことを語ろうとしている
不思議なお話です。

天才だが、不遇でお人好しな学者
欲に負けてしまった教え子
欲に負けてしまった機械技師
警備員の彼女
アンドロイドの彼

運命は皮肉で、救いがあるけど、それだけじゃない。
自分も語られる中にいるけれど、そうはなれそうにもないとも思う。

人間って
幸せって
生きてるって、なんだろうな
そんなことを考えさせられる作品です

おすすめです。

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