雰囲気が良い。読んでいると、カフェで寛いでいるような気分になる。

セカイ系のようなな属性を持つ年上彼女と、食事と、それに至るプロセスが綴られている。
主人公目線でそれは書かれており、極普通の感性を持つ彼目線で書かれている。だから、我々読者にとって彼女は少し不思議な人物に見えるかもしれない。
だが、割と普通のことを言っているだけで、そこに特別なことはない。
第一話のアイスクリームも、我々一般人からしたら可笑しいが、だが彼女の言い分を聞くと「なるほど」「たしかにそうだ」と同意できる。
そういうところが、セカイ系っぽいのかもしれない。

だから、ただひたすらの日常を書いているだけ。
それでも、読んでいる最中は、薄暗いアンティークショップの中にあるカフェに居る感覚になる。
そういう意味で、雰囲気が良い。
めっちゃ好こ

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