年上の彼女が僕に言う「君とおやつを」

作者 玉椿 沢

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★★★ Excellent!!!

年上の彼女と主人公の日常、短編ストーリー集。

それなりに平穏で、それなりに不穏で、それでいて二人の距離感は絶妙で、二人の会話と美味しい料理に、空腹のお腹も満たされる。

どんな料理も、好きな人と食べると美味しくなりますね。

(クズじゃないんですよ。拝読後のレビュー)

★★★ Excellent!!!

二人の距離感が程よく、とてもほっこりします。彼女さんのもつ自由で優しい価値観にとても惹かれました。そんなところに主人公も惹かれたのかな……、なんて勝手に妄想してます。
飯テロなので夜中に読むのは注意が必要ですが、そんな食べ物あったんだ!そんな意味があったんだ!と雑学的な意味でも面白い。
また、飯テロ小説系ではたまに「料理工程の押し付けがましさ」を感じることがありますが(私が工程にあまり興味がないのもあります)本作はそういったものが全くなく、気持ちよく読み進めることができました。
飯テロ小説、ほんわか恋愛小説が好きな方におすすめしたい一作です。

★★★ Excellent!!!

セカイ系のようなな属性を持つ年上彼女と、食事と、それに至るプロセスが綴られている。
主人公目線でそれは書かれており、極普通の感性を持つ彼目線で書かれている。だから、我々読者にとって彼女は少し不思議な人物に見えるかもしれない。
だが、割と普通のことを言っているだけで、そこに特別なことはない。
第一話のアイスクリームも、我々一般人からしたら可笑しいが、だが彼女の言い分を聞くと「なるほど」「たしかにそうだ」と同意できる。
そういうところが、セカイ系っぽいのかもしれない。

だから、ただひたすらの日常を書いているだけ。
それでも、読んでいる最中は、薄暗いアンティークショップの中にあるカフェに居る感覚になる。
そういう意味で、雰囲気が良い。
めっちゃ好こ

★★ Very Good!!

 どうしていつもいつもピタリと推理できるのかをワトソン博士に聞かれ、ホームズはこう答えた。
「ワトソン君、君は見てはいるが観察はしていないんだよ」
 ホームズがコカインを常習していた時分、まだイギリスではそれは合法だった。そして、本作を私が常習している時分、いつまでもそれは合法だ。

★★★ Excellent!!!

最近更新が本格的に楽しみになってます。

5つ年上の孝代さんと僕の日常会話で紡がれる短編ストーリー集。

知る人ぞ知るおしゃれなカフェに迷い込んだら隣にこんなカップルがいるかもしれない……というか、いてほしい。
フランス映画のような大人の会話が楽しめます。
お休みの日の一時を上質にしてくれること間違いなしですよ。

★★★ Excellent!!!



数話のお話を通して、
「あの時、あれ食べたよね」
と物語中の二人がのちに会話ができるような、
ある意味特別な食事の数々。


自分も、印象的だった食事を思い出す。

何を食べても味がしない時期があった自分の、
誰とどこで、何を話して食べたという、
味によらぬ満腹の思い出が引き起こされました。


物語中の 孝代さん は、
食べることにより私をみたしてくれた、
友人や恋人や家族のような存在に思えます。

特にグルメ……というわけではないところも良いです。