好きな気持を伝える術をもたない者の物語

全て彼女の目線で語られたこの物語は、言葉によって気持ちを伝える術をもたないものの切なさとそれでもなんとか伝えようとするいじらしさが描かれていて、心をぎゅっと掴まれる。