素晴らしい発想の作品
- ★★★ Excellent!!!
今の中学生と言うのはどう言う物かは正直分かりませんが、面白い作品を書くに当たって必要である「こう言う作品を真剣に作って見たい」のを実行し、そして中学生と言う年頃やその家庭環境をリアルかつ丁寧に描いている。
この作品の中学生はまんまと国語の教師の課題のトラップに引っかかり、さも困難な課題に取り組んでいるように見えますが実際のところはどうなんですかね?
私の中学時代は2002~2005年頃で、夏休みに成績の悪い生徒が図書室に呼び出しくらって結構な人数集められてましたがそう言う子達はなくなってないんでしょうかね・・・・・・
この宿題の恐ろしさを知った少年達――そして読書感想文と言う難題に果敢に挑み、ようやく「ドラクエと言う物語」に目を向け始めます。
この作品のテーマは最新話でも語られている「ゲームは毒にも薬にもなる」、と言う言葉通り「どんな物も見方や取り扱い方を変えれば本来とは違うものになる」のだと思います。
これは想像ですがこの奇天烈な課題を出した先生は「実はゲームは大好き」だけど「ゲームから何かを学ぼうとしない教え子達に不快感を持っている」からこんなゲームに対して厳しい態度をとっているのかなと想像ししていますが真相はいかに?
長文コメすみません。
続き期待しています。