ミカン星人さんの小説を読んで、作風から伝わるご本人の面白さにつられて、エッセイ作品に足を踏み入れました。
とにかく、ミカン星人さんの等身大の考えが伝わってきて、とても、参考になります。
僕自身は今年三九歳でWEB小説を書き始めて、六月に四十歳になったワナビーなわけで、いろいろ、とっても、ミカン星人さんに、共感するところ大なわけです。
最近、いろんな人とツイッターとかで絡んでいて思うんですが、意外と四十路周りの作家さんおおいんですよね〜。
ピュアな全年代向け創作論という形だけでなく、四十路の人間がシンパシーを得られる内容なども、ありますので、是非、特に、四十路勢はのぞいてみましょう。
また、このエッセイを読んで、面白ければ、ミカン星人さんの、他の作品も覗かれることをオススメします。
個性的なノリに、思わず笑みを浮かべてしまうこと請け合いです!
ラノベ作家になりたい、40代の作者様によるエッセイ。
そうあるべきだと押し付けることもなく、淡々と、それでいてとても共感できる内容がライトな文体で綴られています。
ライトノベル作家を一度でも目指したことのある方なら、おそらく年齢に関係なく、頷ける内容なのではないでしょうか。
私が大いに共感できたのは、「40代でもアニメを楽しめるか?」というエピソードですかね(私は40代ではありませんが)。
一言コメントにも書きましたが、好きであり続けることが大事であって、「もう若くないから」などというのは、そのコンテンツを避けための言い訳に過ぎないのですよね。
「若い感性」よりも、ずっと好きでいられるか――。
これはラノベを書く上でもあてはまることであり、「好きであり続ける気持ち」さえあれば年齢など関係ないのでしょう。
そういえば、過去の「電撃大賞」で43歳で大賞受賞した方がいらっしゃいましたね。正に気持ちの強さを体現したような例であり、快哉を叫んだ記憶があります。