願えば夢は必ず叶う

などとは個人的に全く思いませんが、それでも夢に向かって懸命に試行錯誤する様は美しいものですし、何よりも著者のエッセイには心を打つ『何か』があります。

学生時代のオタク文化に触れつつも現状のメインストリームとの比較や著者本人の独白めいた心情の吐露は単なるエッセイでは無く、一種の参考書の様に思えます。

この作品がどういう結末に落ち着くのか、続きを楽しみに読ませて頂きます。

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