最近になって小説を書きたい、という欲が出てきたので、のんびりと更新していきます。 よろしくお願いします
本作は崩壊した世界を舞台として、兄を守りながら懸命に生きる少年の前に、白髪の二人の人物が現れることから物語は始まります。神に見捨てられ、荒涼な砂漠と獰猛な動物たちが跋扈する世界で、二人との出会いは…続きを読む
冒頭空飛ぶクジラという超常的存在を取り上げた上で、細かく「雨」を描写するこの作品だが、読み進めていくと、この作品はそれとは対極の「乾き」がメインの作品であることがわかる。 雨と乾き、二つの正反対…続きを読む
雄大な発想が細密画のごとき文章で美々しく語られる救出譚。 幻想とも空想とも、あるいは厳粛たる現実とも思えるクジラは移動する天国であろうか、はたまた造られた機械なのだろうか。 砂漠の砂粒一つ一つ…続きを読む
幻想的。魅力的。まるで絵本を文字に起こしたみたい。読んで最初に抱いた印象がその三つです。描写がね、凄く丁寧で、センスあるんです。誰だってちょっと読めばすぐ、この物語の世界に入り込めることでし…続きを読む
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