2019年 8月 まとめ

 カク:3作品

 更新:3作品 7話

 ヨム

・連載作品:23作品

・完結作品:14作品

・カクヨム甲子園:2作品


 8月31日の報告でも書いたが、この「書いたもの、読んだもの」が今日で丸一年になる。

 固定読者が大していないわたしが書いても、大した影響はないんだろうけれど、読んだ作品の作者様からは「励みになる」「嬉しい」というお言葉をいただけて、わたしもうれしい。

 これからもこの調子で続けていけたらと思っている。


 今月は先月より書けたし読めたが、カクヨム甲子園が思ったより読めなかった。コンテスト期間はもう少しあるから、9月の最初の方はちょっと意識して好みの作品を探してみようかな。



カク

 「どりぃむ☆IN☆ドリーム」

 思いもよらない悪意


 「キワモノと呼ばないで

 フィニッシュは華麗に(改稿)


 「翳を成す光と闇」

 花散る路で(改稿)


更新

 「キワモノと呼ばないで」

 フィニッシュは華麗に

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883599249

 TRPG「7th Dead」でのレッシュと信司の模擬戦。



 「どりぃむ☆IN☆ドリーム」

 証拠が出せないのはどうして? から わたしらでやるしかないじゃない

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887609022

 久しぶりにヤツが登場。

 剣志郎と綺羅璃の接近に喜ぶ愛良だが。



 「翳を成す光と闇」

 花散る路で

 01 救世主様はミステリアス から 03 大切だと思える人は……

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887386329

 悩みを抱えるミサキは一人旅で京都を訪れる。ピンチを救ってくれたのはミステリアスな雰囲気の、同じ年代の男の子だった。



ヨム

・連載作品

 「殿! そのどわあふはもんすたあではございませぬ!」 栄織タスクさん

 魔王領最南端への路 殿!ここから飛び降りてはなりませぬ!

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887905001

 ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト応募作品。

 鬼角の反応が初めてかわいいと思った。みんなに飛び降りるだろうと認識されているのはさすが剛毅な男だけど。



 「くのいち☆ルナーズ!」 矢田川怪狸さん

 商店街の戦い 第1話 から 隠れ里にて 第4話

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890602668

 第8回角川つばさ文庫小説賞応募作品。

 現代日本で伊賀と甲賀の忍者決戦が始まる。

 一度3話までを大きく改稿してのリスタート。以前より読者を引き込みやすい導入になってると感じる。

 科学と忍術の融合、面白くなりそうだ。



 「猫と犬に挟まれて」 ちかえさん

 第7話 獣人双子の母親 から 第19話 ミーア守り隊

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890521765

 スニーカー文庫 《シチュエーション斬り!!》コンテスト応募作品。

 はじめはクレオパスを怖がっていたミーアも見方を変えてきて、もう少ししたら妹リルと取り合うようになるのか。



 「諜報ジャーナル」 本庄 照 さん

 Mission:大地に光を 潜入 第62話:心和 から 協力者は 第85話:蕎麦

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881729491

 潜入したてのころはなんとなく頼りなげに見えた三嶋もしっかりと諜報活動してるのを見てるとほっとする。頑張れ三嶋。任務を終えて新妻のところに帰るんだ!(それ死亡フラグw)

 とか思ってたらわりと深刻な状況になっている。打開の道も見えてるけどどうなるか楽しみ。



 「white minds」 藍間真珠さん

 第二部 疑念機密 第一章 戦線調整 第6話「私はお前たちの見張りだからな」 から 第12話「文字には気が宿らないでしょう?」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884009453

 梅花の家族関係に一つのステップアップ。

 五腹心の直属、五腹心、彼らの主。まさに強さのハイパーインフレや!

 それに対抗するための基地づくりが進むが、なにかと規格外のようだ。



 「魔獣密猟取締官になったんだけど、保護した魔獣に喰われそうです。」 飛野 猶さん

 第十一章 アルミラージ&フェアリー 第122話 怪我をした、ウサギ? から

 第十二章 ペガサス 第130話 魔獣のひみつ

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886001912

 第十一章完結。アルミラージ無事でよかった。フェアリーの二人が個性的。

 第十二章、魔獣が人間によってつくられたものであるという新説。キメラみたいなあからさまなものはともかく、すべてとなると、どうなんだろう。



 「花は二度散り一度咲く。」 菱河一色さん

 中学二年生:吉野柾樹 第6話 吉野柾樹は分からない から

 高校一年生:春日要 第7話 駆け付ける

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887858799

 日中でも花火の夜空なのに初日の出を拝みに行くのには理由がある。それぞれがそれぞれのできること、やりたいことを見つけて実行に移していこうとしている。



 「たしかに赤いと証を立てよ」 秋保千代子さん

 09. よく笑うしよく喋る から 12. ただの道具に過ぎない

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890117431

 微糖シチュからのきな臭い展開!

 アニエスとフィリベールの両片思い、ジスランとの三角関係、陰謀の行方。これからも目が離せない。



 「田舎の電車は1時間に1本だから」 直木和爺さん

 第5章 雪を捕らえた蜘蛛 第97話 それぞれの想いは互いに届かず から 第98話 その優しさは勘違いに非ず

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887838475

 うーん、なんだこのじれじれを通り越してモヤモヤするのはっ。

 すかっとする解決が待ちどおしい。



 「蒼き太陽の詩」 SHASHAさん

 第15章:花柄の龍と蒼き太陽 第5話 紅龍公主 から 第9話 初夜失敗の原因

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054880272951

 出ましたメインヒロイン、リーメイ! シャフラとは違った意味でりりしい。

 「胸は! 平らな方が! 上品であろうが!」 名言だ。

 しかし初夜はすっぽかされるし彼女にとっては予想外のことばかりのようだ。



 「祓い屋へようこそ弐」 朝比奈餡奈さん

 第三章 猫又の散歩日和 第19話 式神の桜白 から 第21話 名探偵木下

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889528665

 第三章完結。なんとも間抜けな結末、と思ってたらそんな裏話があったとは。



 「絹の娘たち」 青猫海葉さん

 娘たちの章 女であることの証拠

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888685832

 メリッサの心の悲鳴が痛々しい。でもこれからはもう大丈夫。



 「櫻井理人の備忘録」 櫻井 理人さん

 8月5日 から 8月19日

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889196800

 またまた新作をフォローし忘れていた。備忘録のおかげで気づけてよかった。



 「夢追い人は夢も恋も捨てられない」 秋保千代子さん

 『つないだ手を放せない』 61. 沈んでいく、澱んでいく から 62. おそろいになるのなら

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881229349

 まだ、美波は倖奈と同じだと思っているが、これで知ってしまったら。

 倖奈は黙ってて今のところは正解だけど、多分近いうちにバレるよね。



 「好きって言いたい!」 youさん

 第50話 小さいおっさん祭り から 第51話 雨の日は本を読めばいいじゃない

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884054049

 おっさん祭り、面白い。

 昔読んだことのある作品が他の人に紹介されているのを見ても、うれしくなるね。



 「勇者による召喚勇者救出大作戦」 ちかえさん

 第3章 引き裂かれた勇者たち 第13話 甘ったれの贖罪 から 第14話 離宮突入の前に

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886709259

 救出きたー。しかしすごいすりこみだな。



 「箱庭の魔法使い」 りりすけさん

 第二章 復讐編 第一話 王女と騎士 から 第五話 店員のぼやき

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889275251

 以前完結された作品を再び連載開始。

 平和な出だしからの、ハロルドーーーッ。

 最新話はいろいろな意味でショッキングだった。



 「アンパイア」 朝比奈餡奈さん

 23.揺らぐ正義

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889993250

 ものに罪はない。使う人次第だ。



 「百魔剣物語――聖女と英雄と怨讐の魔剣――」 せてぃさん

 第三章 怨讐と聖剣 第5話 わたしが、封じます から 第7話 再びの共闘

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887653795

 リディアに話しかけられた時のシホは以前のシホのようだったが、力強い彼女にリディアは何を思ったのか。

 シホ、無自覚だろうけど私情まみれ(笑)。それを言い出したらみんなそうなんだけど。



 「時空の旅人~Memory~」 櫻井 理人さん

 第一章 再会 青天の霹靂 から 琳悠

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890117295

 さらっと大事件発生。リン・ユーは相変わらず口悪い。



 「俺が古風な幽霊に取り憑かれたら」 夢空さん

 第7話 元凶との邂逅(最新話) まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890622971

 新作。突然古風な幽霊がやってきた!

 妹と昆虫採集に出かけたら幽霊拾っちゃいました、てへっ。

 コメディ色に終始するのかと思っていたら、そんなことはなかった。街の危機にどう立ち向かうのかが見ものだ。



 「砂場でみつけた冒険の鍵」 まなみんさん

 第一章【はじまりのカギ】 第6話 そして、ぼくらは、彼女と出逢った。 まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890832509

 第8回角川つばさ文庫小説賞応募作品。

 砂場で見つけた金色の鍵が、少年たちを冒険にいざなう!

 まず誘い出されたのはマフィア!? いや、海賊!?

 ひろとの華麗な逃げっぷりカッコイイ!



 「麗しの守護騎士様は人斬り女を嫁にする」 楠瑞稀さん

 1 麗しの守護騎士クロード

 https://ncode.syosetu.com/n5279fs/ (小説かになろう)

 ”人斬り”と呼ばれる名の知れた女傭兵を籠絡して、国に留めろという王命を賜ったクロードは、しぶしぶ任務に挑む。

 顔採用とは、本人は不服だろうが、守護される側としては、眼福だろうなぁ。



・完結作品

 「戦業主夫」 碓井彩風さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890601967

 人知れず異形の者を倒す「戦業主夫」登場。「禍事」ならこの男にお任せあれ。

 碓井さんらしい作品だ。



 「四百字ファンタジー」 マスケッターさん

 第166話 恨みのレンガ から 第175話 マントの染み

 作品整理で公開を取りやめられたそうで残念。



 「九十九の黎明」 GB(那識あきら)さん

 第四章 祈りの丘 堰と水門と から 急転直下

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882868129

 水門の調査からヘレーの手がかりを得るとは。

 まず水門の謎は解けた。ヘレーの手がかりの方はどうなるだろうか。



 「去りゆく七月の空に」 朝陽遥さん

 第7話 幽霊は幽霊らしく祟る から 第9話 聞こえなかったはずの声

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890554294

 完結。

 文香は成仏できたようでよかったが、残された方は。

 うるさい、煩わしいと思っていたのにいつの間にか心のスペースの多くを彼女が占めていたんだね。

 過去の面影にも気づいてなかったから偶然だろうけど、人の好みの根っこの部分って変わらないものかもしれない。



 「レゾナンス・ファミリアの約束」 弓チョコさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890573185

 遠い昔の約束のために宇宙を旅していたはずのニンゲンは、約束の相手をそうと気づかずに戦争に突入してしまった。

 「完全な命」とは。悲しい戦争の行方は。

 ほっとするエンディングなのでぜひ読んでいただきたい。



 「世界の果てから」 青猫海葉さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890682762

 作者の幻覚を文章化した、らしい。



 「ニカラ」 作田あずささん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890683969

 軽快な二人の会話と、辛いチゲ。つらいの? からいの? 両方だ!



 「ポップコーン12世」 三和わらびさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890714431

 転生にこんな秘密があったらイヤだー!



 「ちいさく折りたたんで」 朝陽遥さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890624036

 父と血のつながらない娘二人の父子家庭のアレコレを長女の目線で語る。お父さんの実直さ、一生懸命さがすごく伝わってくる。

 血がつながっていたら軽口として流せることも、そうでない故に流せないところもある。

 くすっとしながら、いろいろなことを考えさせてくれる、いい作品だった。



 「授けられし人生」 SHASHAさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890654894

 一人の浮浪者が貴族の青年を誘拐する。二人の人生が交錯する時、そこにあるのは。

 甘い! と思った。被害者がよくても周りは黙ってないだろう、とも。

 だがそれでいい。それがいい。絶望漂う作品に最後にさした希望の光。これぞハッピーエンド。

 この後どうなったのかを、どのように想像するのかは読者にゆだねられているが、二人の関係がより良いものになっていることを願うばかりだ。



 「東京税関調査部、西洋あやかし担当はこちらです。~視えない子犬との暮らし方~」 飛野猶さん

 第3章 八十年の想い。あの子に、会いたい。 第28話 繋がる想い。繋げたい気持ち。 から 

 第5章 国際指名手配級あやかしと最後の手段 第53話 約束

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890094795

 オーバー30歳主人公コンテスト参加作品。

 今月は第3章の途中から完結まで、楽しませていただいた。

 特にクライマックスはずっとああだこうだと考えて、その通りだったり違ったり、そのたび感心したりで毎日が楽しみだった。

 コンテストでもいい結果を得てほしい。



 「雪ノ音」 書捨御免さん

 第2話 ふたたび まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890584107

 若き剣士と雪の音を聴く少女の物語。

 気になったのでフォローはしていたがまだ読んでいなかったので読み始めた。

 味わい深いお話なので、これからも1話ずつかみしめながら読み進めることにする。



 「おとうさんをころしたひこうきのおはなし」 人形使いさん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890951231

 父親を空爆で失った少女が、彼女の目線での事実を人々に話す。

 何が起こったのか、たどたどしい話ながら少女の口から懸命に語られる。その幼さゆえに胸にこみあげるものがある。

 視点が変わってパイロットの独白、と思っていたら……。

 まさに近未来、こんなことになってしまうかもしれないと考えさせられる作品。

 前半の少女の話はひらたなだけで書かれているが読みやすかった。



 「天上の華」 かみたか さちさん

 王都 本当の気持ち ユーヤ(2) から エピローグ:虹を掴む

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889226732

 「天上の華」ならびにテゥアータ・サーガの完結。

 あぁもう、言葉にならない。ハジメと周りの人達の幸せな姿にほっとしつつ、彼の覚悟の通りになってしまったらと思うとやるせない。

 できれば「その時」まで間があることを願う。



・カクヨム甲子園

 「この想いをいつか君に伝える」 三和わらびさん

 柏座陽奈II から 柏座陽奈III

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887820706

 完結。

 基本的に主人公の一人称だが時々陽奈の話が入るのは、なるほどそういうことだったのね。



 「明日の私はリグレッ娘」 傘木咲華さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054890724209

 後悔したからリグレッ娘か、なるほど。もしかして先輩はゲイなのかと思ってたら違った。

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