ぐるぐるめぐる、物語の果て

この作品について、深く語るのは無粋な気がします…。
なんかもう、お見事というか。この組み合わせで来たか―!と、思わず膝をたたきたくなるラスト。
三つの物語が描かれているのですが、それぞれ世界観もまるきり異なっているのですよね。それに合わせて地の文の調子も変えてあって、ここらへんは作者様の執筆力のなせる技なのだと思います。
加えて、物語全体がアップテンポで、読んでいてクスリと笑わせてくるのも忘れない。そんな些細な心遣いも憎いです…。

もう、とにかく面白い。そして短く綺麗にまとまっています。
皆様、是非ご一読ください!

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