予知夢、それは夢で見たことが現実で起きてしまうこと。主人公の友人であるタロウは、シラトリさんという少女になった夢を見たというとっぴおしもない話に主人公は信じられない気持ちで日常を過ごしていくのだが、なんと夢の通りになっていく出来事に、主人公も読者も引き込まれます。怖いと思ったのは、ラストシーン。読了後の余韻は、「……っ、嘘!?どうなったの?」となりました!
ある日、急に同級生の女子に纏わる奇妙な夢を見るようになった友人。熱弁する彼の話を全く信じる気もしなかった主人公は、やがて思いもよらぬ経験、そして現実を目の当たりにする事に……。良い夢でも悪夢でも、時が過ぎれば必ず覚めてしまうもの。でも、場合によっては覚めて欲しくない、ずっと続いて欲しい夢だってあるはず。『夢』を払いのける『現実』の前に、2人はどうするのか……?少し不思議で少し切ない、ボーイミーツガールな作品です。
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