第31話 あとがき


 どうも。

 『電動マッハ!』を最後までお読みいただきありがとうございます。最初の表記は『電動マッッッハ!!!』でした。入力がめんどくさいので短くしました。

 そして、公式の略称は『電マ』です。


 本作はそもそも、その昔カクヨムで募集していた「ファミ通文庫」のコンテスト用に書いた作品だったと思います。

 初出は2018年。じつに5年前ですね。しかも、いまはもう「ファミ通文庫」ってなくなってしまったのではないでしょうか?


 当時は規定文字数の関係で、本作は8万文字程度で第一部完ということで終わらせてありました。サギ高レース終了の時点までしか書かれていませんでした。


 そののち、文字数が合うということで、「つばさ文庫」に応募したら、なぜか二次選考まで進むという快挙を。三次で落ちましたが。


 ですが、文字数的に8万文字ですと、他の公募には出せず、さらに作者の怠慢で続きを書かずに放置されていました。


 その時点ですでに、つぎのレースは都大会で会場は「東京ディズーランド」ということも決まっていましたし、海賊公園でのラスト・シーンも決まっていました。

 

 ただ、書かなかっただけです。



 が、最近になって、とにかく未完のままではまずいと思い立ち、ラストまで書き上げました。

 じつは、アイディアだけあって書かれていないエピソードもいくつかあるのですが、それは別作品で形にする予定です。



 本作はそもそも、アニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー』みたいな、熱いレースを描きたくて書いた作品です。


 作中のレースがどれほど熱く描けているかは、じつはあまり自信がないのですが、それでも、走る楽しさを満喫しつつ、最後までストレスなく書きあげることが出来ました。


 また、上手い小説家は、カーチェイスも上手いという持論が、ぼくにはあります。

 上手いレース・シーンが描けたら、それで及第点かな?という思いもありました。



 ともあれ、前半と後半で、5年の開きがある本作。5年前、前半を読んでくれた読者の方々の中には、もうカクヨムから去ってしまった人たちもたくさんいます。プロになった方もいます。


 いずれにしろ、ここでなんとか本作を完結できたこと、また前半だけであれ、後半だけであれ、そして全編通して読んで下さった読者の方々。


 お待たせして申し訳ない。

 ここにやっと、完結することができました。


 重ね重ね、ありがとうございました。





              雲江斬太

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電動マッハ! 雲江斬太 @zannta

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