さすがの文章力と構成力で、1話ずつは適度な文章量で読みやすいです。
タイトルに『ブゲイジャー2』とあるように続編なのですが、こちらから読み始めても、特に気にすることなく読み進めることができます。
戦隊、であるだけにレッドの赤穂士郎、イエローの水戸キナ粉、ピンクの桃山あづち、ブラックの黒田武史と、ちゃんとカラーごとに人物が揃っています。
この四人が人々を苦しめる妖怪たちと戦う物語です。
歴代戦隊シリーズのお約束や小ネタなどが随所に散りばめられ、特撮好きの方は思わずニヤッとするのではないでしょうか。
また、武術に関する描写に迫力とリアリティがあり、その知識は参考にさせて頂いています。
時代劇に関するネタも多く、柳生連也斎と鈴木綱四郎のどっちが勝ったかなんて、目からウロコ!
非常に面白いです。ぜひお読みください!
でも、四人って一人足りなくない?
……え? 五人目の候補がいるんですか⁉