明るさと切なさが同居したこういう読後感が好き
不器用だけど頑張り屋さん
タイトルに惹かれて読みはじめて、そこから一気読みしました。登場人物たちが、みな自ら積み重ねてきた地層の上で息をしてもがいている様子が、ありありと浮かぶような作品。手に入らないものに手を伸ばし…続きを読む
熊本くんの本棚に続き、読ませていただきました。あまり小難しいレビューは出来ないのですが、そこが僕にとっては逆に重要で、理屈では無く、いかに感覚的に脳が面白いと感じるか。好きなお笑い芸人がネタをや…続きを読む
演劇青年だった英二と小説家志望のさかえ、ふたりが暮らす部屋。干支ひとまわり分の年の差のあるふたりは大学の同窓生。前作の「熊本くんの本棚」とすごく良く似ている。でも「キスをしても一人」の方…続きを読む
傷つけたり、愛したり、先が見えなくてもがいている若い時代の物語。テンポが早く、一気に読み終えました。みんな自分勝手なのだけれど、憎めない登場人物たち。本格的な青春群像です。
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