全くない男運

とつぜんだが、



自分には男運が全くといっていいほど無いと思う。



この歳でまだ必要ないと思う人も多いと思うが



親が親だっただけに、



あんな風な家庭は築きたくないという想いがとても強く。



その分早くいい人を見つけないとと思う。



その焦りのせいあって、彼氏さんに見切りを付けるのが早いんだと思う。



赤の他人からみたら、彼氏さんの鞍替えの早さは異常だったと思う。



一般世間はこの状態の自分のことを【男たらし】と呼ぶのだろう。



それも仕方のないことだとは思う。



普通に生活している人も、そうでない人も、



端から見たらそうとしか見て取れないだろう。



そうして何人の人と出会い、別れただろうか。



ここまで本当に長かったと思う。



何度裏切られて、何度傷つけられただろう。



そうして何度、もう誰も信じないと誓ってきただろう。



ここまで、本当に長かった。



ここまで本当に怖かった。



ある人には浮気、ある人には暴力、



ある人には家を追い出されて、ある人には妊娠、ある人には襲われて。



生きてることすら嫌になっていく。



これほどまでに神に見放されてるのかと、



いるはずもない神様を本気で恨んだことさえあった。



だから自分一人の力だけで生きていこうって。



でも、自分のすぐそばに心の支えになる人がいないと生きていけなくて、



そうしてまた裏切られて。



令和2年8月10日現在、



そこそこに幸せな人生を歩み始めました。



その辺のお話は、また後日。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

180度の思考回路 楠 朔月 @satukikusunoki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ