少しずつ動き始める

生きて来た中で1番最悪だったともいえる母親との面談のあと、



あんなにもしつこかった家からの連絡はぱったりと途絶えました。



それを見計らって、Yさんから一つの提案をされました。



「自立支援ホームにいってみない?」



自立支援ホームとは、その名の通りに自立を支援してくれる施設で、



そのホームに入ると、バイトを自分でやりつつ、



でたお給料で食費と光熱費込みの家賃を施設に支払いながら、



規定の年齢まで貯金をしてお金をためて、自立をするための準備をする所でした。



あんな家に帰るくらいなら、自立してやる。と、思っていた私は、



二つ返事で了承しました。



そこからは施設見学にいって、書類を必要なところだけ記入したり。



本当にスムーズでした。



そして、児童相談一時保護所での4ヶ月間の生活から、



現在の自立支援ホームでの生活へと変わっていきました。



自立支援ホームに入ったからといって、全てが解決したわけではない。



その後の話は、次回にするとしましょうか。

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