あっ、海外のエロ絵でよくあるやつだ!

 タイトルを見た瞬間、
「あっ、海外のエロ絵でよくあるアレじゃん」
となりました。
 海外のエロ絵だとだいたいポケモンが犠牲になってるんですが、まあ普通に作中で性癖の例としてバッチリ出てきてしまって、なんか正解したくないクイズで正解しちゃった感じですね。

 で、実際に読んだら“濃い”ことこの上ない。全体としてはテンポよく構成されていて、なんか書くなら自分もこういうことを心がけなきゃ……と反省させられつつ、全身ラバースーツが異世界の動物や人を蹂躙するシーンになると、時空が歪むレベルで一気に描写が粘着質になります。
 すばらしい。

 正直、自分としてはこういう性癖はあんまりない(と思う)んですが、「ああ、興奮してるんだな書いてる人……」みたいな熱情が伝わってきて、謎の感動が胸に迫ります。
 あと、個人的には村娘コリーちゃんの造形が100点。そこらへんから発動してくるもうひとつの性癖を敵キャラに被せてくるところも、
「その手があったか!」
 と思わされます。
「そんな手でいいのか?」
 という疑念もすごく湧いてきますが、面白いから無問題。

 性癖金属バットで殴ってくる系異世界モノ(今できたジャンル)として、もっともっともっと!続きを書いていただきたいです。
 人間は自由だ!