こんな怪獣パニック作品が生まれるなんて!

怪獣オタクを自認するわたくしめですが、まさかこんな切り口があったとは!
『怪獣好きには書けない怪獣作品』だと、そしてそれ故に凄まじい緊張感を有するパワフルな作品だと、自信を持ってお勧めできる一作です。

詳細には触れませんが、主人公の立ち位置からしてぶっ飛んでいます。怪獣モノといったら、主人公は政治家、ジャーナリスト、研究者、自衛隊員など、『特殊な』人種が多いのですが、まさかこう来るとは……。

その日常的(かもしれない)立場と、怪獣という非日常がぶつかり合い、見事に融合しています。

本当に怖いです。怪獣。

これ以上の褒め言葉は、僕のボキャブラリーからは引っ張り出すことができません。
特異かつハイクオリティな短編をお望みの方は、是非ご一読を。

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