最後まで気が抜けない

取り壊しが決まった団地で肝試しをはじめる少年4人。
たどり着いた場所で帰ろうとする少年たちの耳にフリムキさんの声が聞こえ……。

最初から最後まで待ったなしの怖さでした。

子供ならでは安直な行動、どうしても振り向いてしまう忍耐力の限界、そして易々と安心してしまう心。

それらとの戦いがこの短編にぎっしり詰まっていて、息をするのも忘れてしまうくらいです。

背筋を這い回る悪寒、これからの季節にピッタリですよ!

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