第5話敵を片手に
私は城を追放される前に
『せめて最愛なる左近と共に行かせてはくれないか父上』
と涙ながらに言ってやった。
父上は私が言ったことの意味をすぐに理解したようだが,涙ぐむ私を擁護する家臣たちを止めることはできなかったようだ。
やよいひめと左近 よいよいやよい @yayayo
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