主役は「魔導書」

何かをしたわけでもないのに勝手に悟って倦んでいる高校生、柳田國広が、ある日唐突に一冊の魔導書を手に入れるところから物語は始まる。
魔導書を使って異世界に転移した國広は、そこで出会った謎の美女、リゼと共に旅に出ることになる。

この作品はこれから、魔導書を用いた戦闘に入る。
作者にとっては「初めての戦闘シーン」とのことだ。
タイトルや、キャラ設定に込められた深みに、作者はまだまだ表現したいことがたくさんあるようだ。
野心的でない作品など読みたくない。
『クズの聖戦』のこれからの展開に、期待は広がる。

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