言論の自由がある事を噛み締めながら、読みたい。

選挙権年齢が18歳に引き下げられた事をきっかけに政治に関心を持っていく高校生達の物語。
環境問題を訴えるグレタさん然り、とかく世間では若い人が声を挙げると「生意気」、「世間知らず」等言われがち。
この物語でも学校の教頭先生がそのような役割を持っていますが…。

本来このような若い世代が政治に関心を持つことは非常に喜ばしい事で、潰す事ではありません。

「政治」と聞くと硬く捉えがちですが、等身大の高校生達の姿や高校生ならではの純粋な疑問、解決案。
中学生、高校生に是非とも読んで頂きたい作品です。